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株式会社ギガデイン様

社会福祉法人 心希会 理事長 小河 祐希様

2019年4月に新設された特定技能ビザ。日本の深刻な人手不足に対応するべくスタートしたこの制度を活用している企業が多い一方で、特定技能人材には一定の支援やサポートが必要になってくる事はご存じでしょうか。多くの企業がコストをかけて認定支援機関の活用を選択する中、今回取材させていたきました株式会社ギガデイン様では自社内でのサポート体制を構築した上で特定技能人材の受け入れを行なっています。事業所によっては難易度の高いスキームの構築がなぜできたのか。東京・市ヶ谷の桐梓林(トンズリン)で代表の角幡陽平様へお話をお伺いして参りました。

 

御社について教えてください。

弊社は株式会社ギガデインと言って、主な事業としては東京・早稲田に本店を置く油そば武蔵野アブラ学会を4店舗、それと今日お越しいただいてる桐梓林(トンズリン)は昨年6月のOPENと、飲食業を展開しております。

 

飲食業界、特にラーメン店や居酒屋などはコロナ前などは特に外国人のスタッフで回していたようなところがありますので弊社でも留学生をはじめ多くの外国人の雇用実績があります。アルバイトにしろ正社員にしろ、日本人と外国人という垣根は店舗をスタートした当初からそういう概念は持っていなく、スタッフとして働きたいという方がいれば日本人だろうが外国人だろうが明確な評価基準の中で雇用その他についてお話させていただいています。やる気があるとか経験があるとかそういった基準で評価を行い、日本語に関しても今は皆さん日本語学校に行かれていたり言葉の面ではほとんど問題ないという認識です。

昔は中国人とか多かったですが、次第にそれがネパール人やベトナム人、スリランカ人など、時代によって変わってきてるとは思いますが基本的には言葉がわからない人たちも特に違和感なく対応(雇用)していました。母国語が違うだけでただ単にスタッフとして普通に働いていただくんだよねっていう理解です。

 

外国人スタッフは時期やタイミングにもよりますが、どの店舗にもアルバイト等を含めて外国人のスタッフが1、2名とかいる時もあります。昔は10人ぐらいいた時期もありましたね。

 

油そばの店舗では吉祥寺が一番新しいお店で今回の特定技能を活用したスリランカ人のダミットさんが正社員として働いてます。店舗に立つ正社員としては今はそのダミットさんだけです。真面目でとても良く働いてくれています。

御社ではどのような体制で特定技能の外国人を受け入れているのでしょうか。

今回のスリランカ人の例だと、まずは①スリランカ人による技人国(技術・人文知識・国際業務ビザ)人材で支援体制を築き、その後、②同じスリランカ人の特定技能人材を受け入れるという二段構えです。①の技人国人材が母国語の通訳など、各種支援を②の特定技能の人材に行なって参ります。事業所さんによっては難易度の高いスキームに見えるかも知れませんが弊社の場合はさむらい行政書士さんの力添えもあって無事にこの体制を整えることができました。

さむらい行政書士法人を知ったきっかけを教えてください。

今だとHPをきっかけに知る方も多いかと思いますが僕らは結構前からお世話になってるので、きっかけとしては以前に働いていたイタリア人スタッフから「ここにお願いするといいですよ」と紹介をされました。その時々で変わるのですが、ビザ取得関係のお話しで専門家にお願いする場合は結構口コミ経由でその存在を知る事も多いです。さむらいさんはその時に知りました。

さむらい行政書士法人へ今回依頼された業務はどのようなものでしたでしょうか。

始めに上記①になる「技術・人文知識・国際業務」という、オフィス等で働く側向けの業種に与えられる在留資格の取得をお願いしました。その次に②「外食業特定技能(=現場であるお店で働くための在留資格)」の取得をお手伝いいただきました。

さむらいさんのお仕事ぶりはいかがでしょうか?

細かい対応をしていただいて、そういった意味で万全の体制で全般通して対応してくれた印象が強いです。いろんな資料や必要書類も、これとこれというふうに適宜ご指示いただいて、それをこちらがまとめさせていただいて。結構、②の特定技能の申請に関しては私達も初めてだったので一から素人が取り組んだとしてもそれは自分たちがとてもできるような内容じゃないし勘所もわからないというところもあるのでさむらい行政書士さんの的確なアドバイスはありがたかったですね。

 

他のこういった取り組みをされているところの多くも思ってるかと思いますが、2019年以前からあったそれまでの技人国(技術・人文知識・国際業務ビザ)よりは手間がかかる。書類も多い。必要な求められる書類の量が10倍くらい違うイメージです。その辺に関してはもはや国の制度がちょっとおかしいんじゃないかっていう思いもありますが。例えば(今回雇う特定就労の従業員から)搾取しません等の誓約書を書かせるとか。もちろんそういうつもりで契約するつもりじゃないんですけど、って思いながら書類を準備するような時もありました。

そういったもろもろのたくさん書類がそれがあって人によっては混乱したり間違えてしまったりしてしまうであろうな状況の中、さむらい行政書士さんからは、「これとこれとこれ、用意してください」や「追加でこれ出してください」や「ここ確認取れなかったので準備してください」っていうところを上手くまとめていただいて。「こちらに必要なものを提出してください」など的確な指示のもといつの間にか工程が進んでいきました。

 

やっていただける事と、これは自分でやる事、入管に行ったりと、指示を受けながらある意味おまかせで委ねることができました。通常だと素人では難しい作業もおまかせできたので安心してもう全てお願いした次第です。何すれば良いのかというのを都度出していただいたり申請が難航しそうな要素も的確に捉えてくれて、「もうちょっとこうしないと厳しいですよ」というのを教えていただけたり。「多分この資料ないと通らないですよ」等々、うまく取りついでいただいたので大丈夫なんだなっていうのがわかる実感をしながら工程が進んでいきました。

さむらい行政書士さんとのやりとり自体は何回くらいされたのでしょうか。

メールと電話と郵送でそれぞれものすごい回数というか量がびっくりするくらいでした。 前回の技人国(技術・人文知識・国際業務ビザ)取得とは比べものにならないくらいです。そういった意味でも特定技能ビザの方は手間は多いなというというのは感じました。

 

あとうちの場合は①と②の件の通り、登録支援機関を使わずに自社で特定就労の方を支援する体制を整えているので、それもあって提出する書類や資料は膨大でした。さむらいさんの方でも自社でこの体制を持つ会社さんの申請業務は初めてのケースとの事でしたが、何ら不安になる事も迷う事もなく確実にゴールに向かった印象です。やはり取り扱う数と経験が多いからか「わかってらっしゃる」専門家に依頼する安心感は大きかったですね。もし自分でやってくださいと言われたらほぼほぼわからないまま手間も時間もかけていたのではないでしょうか。今回も本当によく対応していただきました。

採用について、今後はどのようにお考えでしょうか。

コロナがあってから外国の人は減ってると言えば減ってるのですが、いずれにしても業界自体が人が足りないのでご縁があって社員になりたいとか、ビザを取りたいという方がいれば色々お願いしたいという思いはあります。今後もさらに店舗を展開していくことを考えるとやはり社員がいなければ店舗は回していけませんので。日本人の社員もそうそう来ないという事も踏まえて社員として働ける方であれば日本人であろうが外国人であろうが採用はしていく考えです。その際には退職者が出た場合の対応含めて自分達ではできない事はさむらいさんにも諸々お願いしていけたらと思っています。

最後にさむらいさんへ期待することをお聞かせください。

さむらいさんと言うか、入管に期待したいですよね。

 

特定技能ビザの書類の内容を見ても、本当に意味がないなっていうのがたくさんあったのでそれを取ったところで、こんな何か誓約書を書いた時も思ったのですが、労働基準監督署の連絡先があって何か困ったことがあったらここに電話しなさい見たいなのがあって、一発で事業者が駄目ですよって言われるようにした方が早いんじゃないかなとか。かつては技能実習生にひどいことをして問題になった報道などもありましたのでわからなくはないのですが、謎の書類が多かった印象がありました。留学生への年金の支払通知が来ない件などまだまだ改善していただきたい点も多いので要望としてはさむらいさんへというか国へという事になりますでしょうか。

さむらいさんへは、今日こうしてお越しいただいた際にお話させていただいた中で「最近は法定調書(源泉徴収税額)1000万以上だと揃える書類がだいぶ省略できます」や、「今後(特定技能の方を)また入れる際には同じ元の書類があるので前よりだいぶ楽になります」等、色々教えていただける面もありますので今後とも引き続きよろしくお願いします、とお伝えしたいです。

 

株式会社ギガデイン様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

※株式会社ギガデイン様のホームページ

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